め『えっ…？』

○『きっと佐倉さんは、誰よりも…世界中の誰より最高の先生になれるよ！俺が保証するさ！
人生全て賭けても良い！！！』

め『そ、そんな大袈裟だよ…』

○『大袈裟じゃないさ！本当のことだ！
俺は…俺は…！佐倉さんみたいな優しい先生を知ってるから…！』(ぽろ…ぽろ…)


め『○○くん…泣いてるの？』

○『あ、あれ…おかしいな…涙が…と、止まらないや…な、なんでだろう…おかしいや…(ぽろ…ぽろ…)』


涙が止まらなかった

止めたくても止められなかった　めぐねえの未来を考えると　もし、ここで先生にならなかったら

俺たちを庇って死ぬことにならない未来があったかもしれないからだ

…だけど、言えなかった

俺は…先生の味方でありたかったから…

誰も先生なんて向いてないって言われるめぐねえを

応援したい一人でいたかったから


め『…泣かないで、○○くん』