○『…あ…あれ?俺…気を失っていたのか…?』

一体どれくらいの時間が過ぎていたのだろうか

何分?それとも何十分なのか

…俺は、今まで何をしていたんだ?

記憶の一つ一つが曖昧で頭の中で整理が出来ていない

かつてない異常な体験だった

………俺は……確かに……めぐねえに…

…………。

ははは…
……やっぱり……あの恐ろしい出来事は…


  夢だったんだ

…めぐねえが…あいつらみたいになって…
襲うわけがないんだ…


目頭が…熱くなった
何かが壊れた