○『あ…』


(ガブッ…ミチミチ…ブチブチ…ブチッ!!!)

○『うわぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!アァァァァァ!!!!』



(ブチブチ…ジャリ…グチャ…グチャ…)


○『が………あ……』




視界の全てが 赤く 鮮血に染まる


これは 全て 何かの悪い夢じゃなかったんだな…


首から血が止めどなく流れ出ていた


そこには めぐねえが 俺の首元を抉るよう

咀嚼し 噛み砕いていた


(ブチブチブチブチ…ゴリゴリ…ングッ)

…馬鹿だな…俺…


こうなる事が分かっていたはずなのに…



○『ぐぶッ!が…うぇ…ぇ…』


口から血の泡が吹き出して もう身体から自分の熱がどんどん抜けていく感覚に陥っていた


(ミチミチ…ニチャ…ニチャァ…)



…もう…どうでも…良いか…



グガァァァァァァ!!!!!


(ミチミチミチミチミチミチ…ブチィ!!!!)


○『…ぁぁあ…!!!』









もう 楽しい学園生活は戻ってこない


それはもう 永遠に闇の中にへと 消えていくのだろう



最後に見た 視界の中で



自分の好きだった人の目から何かがこぼれ落ちていた
ガシッ!