『…ははっ、今更になって涙が出てくるなんてな…』

怖かった　俺ももうすぐ　目の前にいるあいつらみたいになるのが

…でも、それ以上に自分の好きな人達が…
あんな姿になる方が耐えれない


(…ずっと、一緒に居たかった)


好きな人を庇って死ねるなんて男冥利に尽きる…だろうな…

これであの世に言っても友達に自慢出来るって訳だ…



『…も、もう…い、意識が……


…………


だ、ダメだ！！まだ…やり残してることがあるんだ！！』


(こいつらを…みんなのところには…行かせない！！！)

『来い！俺が相手だっ！』