名前:佐倉 慈
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流石めぐねえ!
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右腕の重さにようやく気付いた
べっとりと赤黒い血が張り付き
めぐねえを叩きのめした物である事は疑いが無かった
それでも目の前の惨状は
容易には受け付けられないものだった
俺は…本当に…自分の手でめぐねえを殺したんだ…
…でも…やらなかったら…
やられていたんだ…
目から熱いものがポタポタと溢れ出る
不覚にも、
涙だった
…俺は…この手で…めぐねえを?