君のことだな
呼ばれ方は相手によって様々だ
転校生(くん、さん)、先輩、お兄ちゃん(さん)、etc
君はこの世界において特別な力を持っている
それは膨大な魔力とその魔力を人に分け与える魔力譲渡だ
その代わり自分では実戦で使えるような魔法はほとんど使えないけどな
君の魔力は最初は測定不能だった
複数人に魔力譲渡をしても減った実感すらないもんだから、無限の魔力説もあったが、第8次侵攻の時に魔力切れでぶっ倒れたから限界が存在することは判明した
まあ、この世界のすべての魔法使いに一気に魔力譲渡を行使した結果だから無理もない
そもそもある程度近くにいないと魔力譲渡は出来なかったのに、地球全土にいる魔法使いに魔力譲渡って…君はどこまで進化するんだ…
ここまで魔力譲渡について話してきたが、それは君の強さの一つではあるがすべてじゃない
君はいろんな人と仲良くなった、交流し親睦を深め、相手を信頼し、相手に信頼されてきた
君が居たから、決して一枚岩とは言えなかった学園が一つにまとまった
君が居たから、繋がることのなかった絆が繋がった
君が居たから、みんなが勇気を持てた
君が居たから、世界がグリモアを信じた
君が居たから、霧を打ち払うことが出来たんだ
本当に君には感謝してる
君のおかげで俺の大事な生徒たちが誰一人かけることなく、今この時を過ごしてる
本当にありがとう