「ところで話は変わるが」
「……………」
「我々の忍者としての暮らしも限界が来ておる
霧が無くなったことで世界は平和に近づいている
忍者になりたいものはともかく里に忍者であることを強いるようなことはもう必要ないだろうな
そんな折、JGJより打診があってな
この里を観光地兼宿泊施設として一般に開放する提案だ
そしてわたしはその提案に乗ろうと思っている」
「………………え、まじすか」
「忍者としての生き方が捨てられぬものはJGJに雇用される形で要人護衛や他企業の調査などを行う任に就くことで概ね同意している
さらにその計画に伴って里の名前も伊賀の里から忍者の里の変える」
「……………」
「ちなみにお前には里の追放を言い渡したがそれは"伊賀の里"での話だ」
「……え、それって…」
「そして頭領権限で明日からこの里を忍者の里とする」
「えぇ……」
「だからまぁ、好きに帰ってこい」
「頭領…」
「そしてここからは梓、お前の父としての話だが…
人が通ってない竹林の道とはいえ男と抱き合うのはどうかと思うぞ」
「…………………は?
ななななんでそんなことを!?」
「だって周辺哨戒の忍から梓が帰ってきたって聞いたから出迎えに行ってみたら、なんかイチャイチャしてたし…」
「いや、なんでこそこそ見てんの!?」
「娘の恋路は気になるし…」
「急にシリアスな感じから一転してポンコツにならないでよ!?」
「いや本当に転校生くん
これからも末永く娘のことをお願いします」
「いえいえこちらこそ」
「まあお前にも良い人が出来たようでこっちも安心したよ
…手放すんじゃないぞ」
「余計なお世話っ!!!」
なんやかんや丸く収まりました
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梓エピソード6