「先輩…
先輩ってこれからどうするか決まってます?
っていうか決めてます?
…その辺ちょっと気になるというか…

…あ、自分ですか?
自分は…………

あの、その前にお話いいです…?
………昔ですね、この里に女の子が生まれまして
上忍の娘としてそりゃあきっつい英才教育を受けたもんです
で、魔物と戦ったり、企業に雇われてスパイしたり…
そんな後ろ暗い生き方をしてきました
おかげさまで、そんな生き方が当たり前になってまして
ロクな死に方しなさそうですよね

ところがそんなときに転機が訪れまして、魔法使いに覚醒しちゃったんです
里は大混乱ッス
なんせ魔物が現れて300年、忍者が魔法使いに覚醒するケースは初めてでしたから
ご存じの通り魔法に覚醒したら魔法学園に強制入学です
当然例にもれずにその子も入学
でも下忍が任務と関係なく里から離れて暮らすのはご法度だったんです
そんな女の子のために本来存在しなかった”中忍”という立場が新しく作られたんですね
まあただの口実ですし、卒業までの期限付きです
学園を卒業したらその子はまた里に戻って忍者を続けて
というのを女の子も当然の事として受け入れてたんです

…でも変わっちゃいました 変えられちゃいました…
学園で生活して、友達が出来て、楽しいことをたくさん知って
所詮仮初の場所だったはずなのに、いつしか本物の居場所だと思っちゃってて…
離れがたい場所になってしまいました…
離れがたい人たちになってしまいました…
…先輩もその一人です

里に帰れば仕事以外では外に出ることはありません
自由にあったりとか…出来なくなっちゃいますね…
前まではそれでいいと思ってたんですけどね…

…………でも、今は…………




なーんて!
驚きました?
梓ちゃんにもこんな悩みがあったりするんですよー?
ちょっと深刻な感じに語ってみたり!?
あははー、でもこんなの自分のキャラじゃないっスよねー
…自分はもっと能天気で…元気な………






先輩

……なにか…言って欲しいんです
先輩がくれた言葉があれば何がどうなっても怖くないですから…
だから…お願いします…」


※アプリでの本来の梓のラストエピソードはここで終わります
 多少改変してる箇所はありますが概ね同じです
 え、ここで終わり?ってなりません?ますよね?



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梓エピソード3