「…………………」
12月に入り、肌を突き刺すような寒さとなった気温を一切感じさせない暖房の効いた自室で、私は一人頭を悩ませていた
「ノエルの誕生日…一体何をプレゼントしようかしら?」
そう、クリスマスも近づいてきた今日この頃、私は妹の誕生日プレゼントを考えていた
私は12月24日、ノエルは12月25日が誕生日で、24日の日付が変わる瞬間にお互いプレゼントをすることになったのだが…
「はぁ…やっぱり家の中で考えていても仕方ない気がしてきました…街へ出かけてお店を回りながら考えることにしましょうか」
行動の指針も決まった私は出かける準備を整え始める
そして、スマホを手に取り、動きを止めた
「一人で考えるより、誰かに助力をもらうのもいいかもしれない…
ノエルのことをよく知っていて、二人で出かけられる程度に私との関わりがある人…」
心当たりは…ある
…でも、それはなんというか…すこし恥ずかしいというか…
「止めましょう…
ノエルも一人で選んでいるんでしょうし、私も自分で選ぶべきですし…」
なんとなく後ろ髪をひかれるような思いに駆られつつ、私は風飛の街へ向かった
ノエル「ひっく…ひっく…
お姉ちゃん、あたしもうこんな家いやだ…」
イヴ「そんなこといったって、家から出ても生きていけないでしょう?」
「お姉ちゃんはいいよ!勉強ができるんだから!
なんであたしばっかり仲間はずれなの? あたしは家族じゃないの…?」
「それは…」
「なんであたしばっかり一人ぼっちにするの…」
「一人ぼっちじゃないわ…だから泣かないでノエル…
私が…私がずっと一緒にいるから…」
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