(悪ふざけでやっていい事ではない、それは分かってる
彼女の安らかな寝顔を見ればそのような非道の行いがどうして出来ようか……
それでも彼女の艶やかな唇に目を奪われてしまう、目が離せない
彼女のその汚れなき唇を穢してはいけないという思いの中に、ほんの少し……だが確実に芽生えてくる穢してやりたいという邪な感情
駄目だ駄目だと思えば思うほど膨らむ薄汚い感情


俺は心を決める
俺は彼女の唇を……)



奪う
奪わない
おやすみのキス