なあ君！結婚するか！

急すぎる上に慎重に冷静にはどうしたって？まあ堅いこと言うなって。

今しがた思いついたことだから俺だって急なんだ。とりあえず話を聞いてくれ。


…君、お前はラピス・ラズリの件からずっと無理をし過ぎている。

最近はフォスが眠れないからと夜付き合ってやっているんだろう？…そろそろ限界が近いはずだ。

そんなお前を誰かがストッパーになって止めなければならない。夢の中でそこまで考えてな。

そして起きてすぐ閃いた。次に寝るまでの間俺がお前の伴侶となり支えてみるのも一つの手だと。

もちろんこの役目は俺じゃなくてもいい。

でも…俺だけに弱みを晒してほしいんだ。

おそらく起きていられたとしても一週間が限度だろう。

期限付きの契約ならお試し気分でできるだろ？…なぁ、いいよな？


(こうしてパパラチアとの限定新婚生活が始まった)