名前:フォスフォフィライト

硬度119

かわいい!りりしい!

(優しく頬に指を這わせると、驚いた顔をしたまま固まってしまった)

(じっと見つめていると彼の目からゆっくりと合金の粒が溢れ出し、重力に従って頬を伝い下へと垂れていく)





…行かないで。

なんだか君が遠くへ行ってしまいそうな気がする。

月へ連れて来たのにまた不安に押しつぶされそうになるなんて…想定外だ。

この胸騒ぎはどうしたらいいの?どうやったら君は僕の元にずっと居てくれる?


…もうどうしたらいいか分からないんだ。

お願いだよ君。僕を安心させて。


(弱弱しい力で抱き締めてきた彼をそっと両腕で包み、片方の手のひらを彼の頭に乗せる)









(ピシッ)



(手のひら全体に亀裂が入ったが、何も気づかなかったことにした)
F頬を撫でる