じゃあ……
今一緒になろう?(そう言ってベッド横に置いてあった剣を取り出す)
(特徴的な黒い刀身に自分の顔が映る)
…僕が動けなくなると君が自分で自分を割らなきゃだけど…最初は怖いよね。
いいよ、僕が先に少しだけ切り落とす。
首が落繋がったままなら三分の一程度失っても大丈夫なんだ。経験済みだよ。
(穏やかな声とは裏腹に自らの足に剣を添わせる)
(不快な音を立てながら、彼の足元に薄荷色が散らばる)
アゲートの部分は硬いから、ね。そうでなくても全身に合金が張り巡らされているせいでかなり、重いや。
(バリンッ)
(支えを失った足が落ち、予想以上に大きな音を立て割れる)
(同時に断面から合金が漏れ出す)
やば、思ったより音出ちゃった…でもまあ深夜だし問題ないか。
(その後も先ほどと同じように淡々と切り落としていった)
(まるで自分の体などどうでもいいというように)
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