名前:フォスフォフィライト

硬度119

かわいい!りりしい!

じゃあ……今一緒になろう?

(そう言ってベッド横に置いてあった剣を取り出す)

(特徴的な黒い刀身に自分の顔が映る)


…僕が動けなくなると君が自分で自分を割らなきゃだけど…最初は怖いよね。

いいよ、僕が先に少しだけ切り落とす。

首が落繋がったままなら三分の一程度失っても大丈夫なんだ。経験済みだよ。


(穏やかな声とは裏腹に自らの足に剣を添わせる)

(不快な音を立てながら、彼の足元に薄荷色が散らばる)


アゲートの部分は硬いから、ね。そうでなくても全身に合金が張り巡らされているせいでかなり、重いや。


(バリンッ)

(支えを失った足が落ち、予想以上に大きな音を立て割れる)

(同時に断面から合金が漏れ出す)

やば、思ったより音出ちゃった…でもまあ深夜だし問題ないか。

(その後も先ほどと同じように淡々と切り落としていった)

(まるで自分の体などどうでもいいというように)

粉々になって混ざり合いたい