(背後に回り気付かれていないことを確認し、思い切り剣を持ち上げる)
(ゴーストが振り返りそうだったが、勢いのまま彼の頭へと打ちつける)
(バキンッ)
……剣の硬度を忘れたの?そんなものでは僕は砕けない。
随分と派手に割れたのね。自分じゃ動けないだろうから回収する子が大変そう。
…見損なったわ、君。
いくら憎くても暴力に頼るなんて、決して許されることではない。
……でも、ありがとう。これでやっと、あなたのこと…。
(彼が立ち去って少ししてからジェードとユークが欠片を拾いに来た)
(ゴーストのことを聞こうと思ったが、ふたりが暗い表情をしていたので聞くに聞けなかった)
ゴーストを割る