君って見かけによらず無茶するんだね…。
っていうかその美女の髪って青くなかった?金色のラメみたいなのが入って。
(男達から逃げた後、路地裏に逃げ込んだ時に見た美女の姿を思い出す)
(均衡のとれたスレンダー体型で、知的で未知な雰囲気を漂わせていて…確かに髪が青くキラキラもついていた気がする)
やっぱり…それが僕の言っていた先輩だよ。先輩サキュバス。
でもおかしいな。先輩は狙った獲物は絶対逃がさない主義なのに…何かした?
(心当たりが何も無く思い出そうとしながらも首を振る)
そうなんだ…うーん、先輩といっても深くは知らないんだ。昔良くしてくれたくらいで…。
…昨日の夜はごめん。怖がっているのは分かっていたのに無理矢理抱いてしまって。
でも君のおかげで魔力は十分に溜まったから、今夜から本格的に獲物を探しに行こうと思う。
帰るのは遅くなる…というか、成功したらここにも帰って来る必要もなくなるわけだけど…。
…挨拶くらいは来ようと思うから、そんなに悲しい顔をしないで(なでなで)
♂もう、明日なんだね…(ぎゅっ)