やあ、先日はどうも。
(仕事帰り、誰も居ない部屋を想像して寂しさを感じていたところに聞き覚えのある声が聞こえた)
(視線を上げると先日…というかつい昨日出会った美女が目の前に立っていた)
(フォスに正体は聞いている。首裏に手を当て警戒しながら一歩下がる)
うん。とても的確な判断だ。けれど今日の目的は君の精を奪うことではないから安心してほしい。
首のキスマークに精の量…その様子だと文字通りご主人様に噛みついたようだね。子猫と言っても牙は立派だから。
(掴めない性格に警戒しつつも、何が目的で声を掛けたのかと尋ねる)
人間はせっかちだなぁ。言葉遊びを楽しむ余裕も無いのかい?
まあいい。要件は一つ。僕とお茶をしてほしい。
もちろんお金は出すよ。君よりは稼いでいるからね。
…君にとって有益な情報を伝えたいんだ。悪い話ではないと思うけれど?
(本来だったら断るべきなのだろうけれど、このタイミングで話しかけてくるということはきっとフォスのことなのだろうと推測する)
(警戒は続けながらも決心を固め、夢魔の先輩…ラピスへと近づいた)
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