(リビングのテーブルで勉強していたのだろう。ノートに顔を伏せ寝息を立てているフォスが居た)
(起こすのは可哀想だと思い自分の膝掛けを背中にかけてあげる)
…ん……。
(起きるかな?と思ったが案外眠りが深いようで身じろぎしただけで起きる気配はない)
(瞼を瞑っているフォスが新鮮で可愛くて、思わず頬にキスを落とした)
……。
(頭を撫でた後、リビングの電気を消し、かわりにキッチンの明かりをつけ夕飯の支度を始めた)
(途中寝言を言っていたようだが、気にせず手を進めた)
(今日はフォスの大好きなハンバーグなんだから、気合を入れて作らなきゃ)
…血…が…繋がってない…んだ、から…。
∞寝顔にキスする