ゴメン、熱あるって聞いてたのに押し掛けちゃって。○○ちゃんママにゼリーとか食べやすそうな物買って渡しておいたから、あとで食べな。

(部活の時間なのに買い物までして見舞いにきてくれた優しさに嬉しくなりお礼を告げると、当たり前だと言わんばかりに首を振られた)

今日は○○ちゃんの顔見られなくて沈んでたから会えて嬉しいよ。……ハイ、おいでー。熱出ると人肌恋しくなるって言うデショ。遠慮せず及川さんに甘えてきなって。

(恐る恐る抱きつくあなたの背を優しい手付きで撫でたあとゆっくりと包み込んでくれた。あたたかくて何だかすごく安心する)

(抱きしめた腕を緩めて顔を覗き込まれると、額をくっ付けられる)

あー…まだ熱高そうだな、食欲はある?頭痛くない?

(大丈夫だと頷きながら改めて来てくれたことへの感謝と大好きだと伝えると、僅かに驚いた表情を浮かべたあと優しい笑みを浮かべた及川)

…、うん。俺も大好きだよ。(なでなで)○○ちゃんが早くよくなりますように。


(いつの間にか眠ってしまったあなたを及川がベッドに運んで暫く付き添ったあと部活へ向かった模様。次にあなたが目覚めたとき、及川はもう帰ったあとだった)
学校を休む4