(及川が出て行ってから数分後。
友人が仕切りのカーテンを開けて入ってきた)
友達「体調は大丈夫?倒れた時たいへんだったんだよ。どこから現れたのか及川がすっ飛んで来てさ!○○のこと軽々抱き上げて運んだんだから」
(ここまで運んできてくれたのは及川だったのかと驚くあなたに友人が言葉を続ける)
友達「?そうだよ。
すごい心配そうな顔で誰も近寄らせないようなオーラがあってさぁ。みんな黙っちゃったもん。しかも授業サボってずっと付き添ってくれてたみたいだし、良かったね!」
(友人の言葉にじわじわと、顔が熱くなるのを感じて思わず頬をおさえる)
友達「あとでお礼言わないとね!」
〜帰り道〜