咄嗟に寝室にあるクローゼットへ走り、中へ身を滑り込ませ隠れた。

寒くもないのに身体が震え始めて
カチカチと歯がぶつかる小さな音が耳障りでギュッと強く瞼を閉じた。

…おとなしくしている方が良い、身を隠した所で何の意味も無いという事は自分が一番よく分かっていたが、恐怖心から思わず身体が動いてしまうーー…


「みーつけたぁ」
ヤンデレ2