おみくじを開くと「小吉」だった!

何とも言えずじっとおみくじを眺めていればポン、と肩を叩かれて振り返った。





「どうしたよ。そんなぼんやりして…結果よくなかったのか?」

寒さから鼻先を少し赤くした岩泉が心配そうにあなたを見ている。ううん、小吉だったから微妙だなって…と返事をすると不思議そうに首を捻った。

「おみくじ一つで今年の運勢が左右される訳じゃねえし、良い部分だけ参考にしてあとは適当に流しとけ。どうしても気になるなら及川の野郎が大吉だったから言えば交換してくれるぞ」

俺も小吉だったから交換してやれない悪い、と頭をぐりぐり撫でられて岩泉らしい優しさに首を緩く振る。結びに行くというあなたに付き合ってくれるらしく二人で話しながら穏やかな時間を過ごした。
おみくじ2022