(その日の放課後。

部活前に声をかけた方がいいかと思っていたが、マネージャーの仕事が溜まっていて結局 木兎と会話せずに部活が始まってしまった。

見た感じいつも通りなのだがそろそろ構わないとマズいかな、と考えながらその事を赤葦に話すと眉根を寄せて堅い表情を浮かべた)


それが本当なら木兎さんの不調が始まってしまうのでは?

しかし今日は特に不満を言う事もなかったし○○さんの心配するような事はなくて普通でしたよ。アップも普段通り……いや、これは逆に恐ろしいですね。嵐の前の静けさ、といかなければいいですが…。


(確かに。と頷きながら赤葦としばらく会話していると強めに肩を掴まれて無理やり後ろを振り向かされた)

○忙しさから一日木兎を構わない3