木兎「なあ、いつもそんなにテーピングずっと巻いてたっけ」
木葉「(ギクっ)爪割れたりしたら痛ェしこれから予防しておこうと思ったんだよ」
木兎「そう?つーかなんか書いてね?」
木葉「(なんで今日こんなに勘が鋭いんだよコイツ…!!)…な、なんもねーよ!」

白福「木兎ーそんなことより今日の小テストどうだったわけ〜」
雀田「赤点一つでもあったら赤葦が自主練やめてしばらくは勉強に時間使うって言ってなかった?」
木兎「なッ!お前らよってたかってひどいぞ!小テストの名を口にするな」
白福「あ〜噂をすれば後ろに赤葦だ」
木兎「ギャァァァァァ」
(嘘を鵜呑みにして勢いよく走り去って行く木兎の姿を見送って白福と雀田が木葉の方へ振り返った)
白福「貸し1だからね」
雀田「ハァト。書いてもらったの嬉しかったんだねぇ…かわいいトコあんじゃん木葉」
木葉「……うるせ」
(あなたに書いてもらったハート部分を大事そうに指でなぞり、頬を赤らめた)