(その日の部活)
侑「よろしくお願いしまー……ハッ!○○さんがおらん!!!」
治「休み言うとったで。体調悪いとか」
侑「風邪か!?心配やな………ん?北さん部活抜けるんスか」
北「○○の親御さん仕事で帰り遅いらしいから差し入れがてら様子見に行くって部活始まる前のミーティングで言うたやろ。ちゃんと戻るから安心しぃや」
侑「お、俺が!俺が行きます!!行かせてください!」
治「お前の顔見たら悪化するやろ。俺に行かせてください」
侑「ふざけんなお前もおんなじ顔や!!お前の顔ももれなく悪化させる!」
北「……はぁ、わかった。大勢で行ったら○○の負担になるやろ、行っても二人までや。はよ決め」

角名「それなら俺も行きたいし。いっぱい甘やかしてあげたい双子ばっかずるい」
銀島「心配やから俺も様子見に行きたい……です!」
大耳「俺も○○の顔見たいしなぁ、立候補してもええか」
赤木「誰が行ってもええなら俺も行きたいわ」
アラン「こうなると思とったわ。せやからコッソリ行け言うたやんけ」
北「…すまん」
大耳「黙って行ってバレた時もうるさいで。特にこの双子が」
北「埒が明かん。時間もないしこうなったらジャンケンして勝ったモンが行く。ジャンケンの勝者一人でええな?」
侑「ま、まぁ……それなら」
治「俺はええですよ」
「「「「ジャーンケーン……ポンッ」」」」

北「最初からこうしとけば良かったな」
(こうして短い戦いは北の大勝利で終わりを迎えた)