(言い合いがヒートアップして取っ組み合いに至り、しばらく放置された末に周りで見ていた部員に取り押さえられた)
(しぶしぶ救急箱を部室から持ち出して双子に対峙すると、拗ねてそっぽを向いていた二人があなたをじっと見つめた)


侑「あーサムに殴られたほっぺたが痛い。せやから俺の方が先に手当てされるべきや!」

治「はあ?先に手ェ出したんお前やろ!ポンコツ加害者がなに言うとんねん!身も心も傷ついてボロボロになった か弱い俺が手当てされてしかるべきや」

侑「先に手出したからなんやねん!お前そのあと三発殴ってきたやろがい!か弱いヤツがすることちゃうぞ!」

治「いちいち数えんなやキッショ」

侑「あ?お前…表でろや」

(また喧嘩勃発しそうだったので救急箱で二人の頭を思わず殴ってしまった。ギョッとした目であなたを見上げたあと、縮こまって黙った)
(手当てするはずが傷を増やしてしまうところだった)

△……っ!(手当てしながら目に涙をためる)
△喧嘩後の双子を手当てする