ちょっとええか。
(聞き慣れた声がして後ろを振り返ると北の姿が。
真っ直ぐにそらす事なく男子生徒を見つめていて威圧感を与えている。そのまま自然な動作であなたを背中に隠すと、途端に男子生徒たちはピシッと固まってしまった)
すまんな割って入って。
試合の時間が近づいてきてるしそろそろマネージャー返して欲しいねん。…まぁそれは建前や。女の子ひとりに対して男数人で寄ってたかってどうかと思うで。…あとは他に何がアカンかったと思う?
男子生徒A「え!?いやあの…広がって話してた、から…?」
男子生徒B「大声で話してた…とか?」
……せやな。ここは他の人も利用する場所、通り道やて分かるよな。横いっぱいに広がって周りの迷惑も考えずに自分勝手やって恥ずかしないんか。
自分らここへ何しに来たん、人様に迷惑かけたらアカンで。大きい声で騒ぐんは応援の時だけにしいや。わかったらはよ行け。
(見透かしたような視線に加えて、淡々と話す北に怖気づいた男子生徒たちはへこへこと頭を下げながら去って行った)

怖かったやろ○○大丈夫か。
ん?…怒ってへんよ、一人でよお頑張ったな(なでなで)そろそろやと思ってアイツらには指示出してあるし、そない急がんでもええよ。
緊張して汗かいた?フッ…そら大変やったな。冷えたら困るしこれ掛けとき。
(北のジャージを肩に掛けてもらい、ゆっくり話しながら戻った)