(学生時代に奢ってくれた事があったよねコンビニのスイーツの〜…と思い出したように話すと「おにぎり宮」の暖簾を中にしまっていた治が振り向いて頬を綻ばせた)


あー…あったなぁ。あの頃は○○にアピールするのに必死やったから毎日どうやって喜ばせたろかなてずっと考えとったわ。まぁその甲斐あっていまは俺の嫁さん兼看板娘になったんやし、よお頑張ったってあの頃の俺を褒めてやりたいくらいや。


…幸せやなぁ。

(そう言ってカウンターの座席を拭いていたあなたの頭を撫でて、隠す気は毛頭ないと喜色満面に抱きしめて頬を寄せる)
(背中に手を回すと、気づいた治がぎゅっと力を込めてきて何だかあたたかくて幸せな気持ちになった)



△(〜この後治と結婚した〜)