あっ…ぶねー…!
(腕を引かれてそのまま抱きしめられると、落ちてきたダンボールの中身が白布の背中に次々と当たってしまう)
(白布の腕の中で思わず悲鳴に近い声をあげてしまうと、腕を緩めて険しい表情であなたの顔を覗き込んだ)
こンのバカッ!!
高い場所の物は極力取らない、どうしても必要な場合は人頼るようにって散々言ってんだろうが!痛い思いしてからじゃ遅いんだぞ。…はぁ。どっか当たったか?ケガしてないだろうな?
(両腕をさすられて怪我が無いか確認される。ごめんなさい…と瞼を伏せると優しく頭を撫でられた)
いや、その………すいません。俺も怒鳴ったりして…あと、タメ口で……心配で思わず。次から気をつけてくださいね。
(そのまま「しばらくこうしてて下さい」と耳まで赤くなった白布に何故かぎゅっと抱きしめられた。
敬語じゃないレアな白布が見られてちょっとだけ嬉しかった…と言えばまた怒られてしまうから黙っておくことにした)
□白布くん、背中痛くない?怪我してない?