「はあ・・・はあ・・・

あ、あんた、中々強いわね」



俺は殴りかかってきたアクアという女性の腕を取り、一本背負いで投げ飛ばし、さらに持っていたロープを使って「バインド」のスキルで

拘束した

しかし、アクアは何か魔法を唱えるとバインドはすぐに解除されてしまった

そこから殴り合いを仕掛けてきたアクアの攻撃を持ち前の敏捷性でかわしつつ、時折魔法を当てたり、投げ飛ばしたりしていると・・・

やがてアクアは疲労困憊となり・・・


「わ、わかったわ!

諦める!諦めるから!」


「やっと観念しましたか

さて、警察署までこのまま一緒に行きましょう」

「そ、それだけは嫌ー!!

ちょっと話を聞いて!」



最初に話を遮り殴りかかってきたのはそちらなのだが・・・

アクアのお願いに従い、話を聞くことにする



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