「これはどうか・・・

いや、こんなものではめぐみんは喜ばないな、やはり」


そう考え、手に取っていた高級チョコレートを陳列棚に戻す

めぐみんからバレンタインデーで大量の微妙クッキーをもらってから3週間後

俺は、ホワイトデーでめぐみんに渡すお返しの品を探しに市場へ来ていた

だが、ありきたりの物ばかりで、ピンとくる物が見つからない

どうせなら一風変わった物を渡し、喜ばせたい

しかし、ここで探していても駄目なようだ


「市場では駄目となると・・・あそこにいくか・・・」


俺は思いついた店に行くことにした



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