「ふむふむ、屈折魔法を覚えるため、紅魔の里へ行くのについてきてほしい、か」

「ええ、ダクネス、どうですか?」


俺達はリビングに通してもらい、ダクネスが淹れてくれた紅茶を頂きながら相談していた

ちなみにあの男性はカズマという名前で、俺と同じ異世界から来た冒険者だった


「私は構わないが・・・アクアやカズマはどうする?」

「私は面倒くさそうだから遠慮するわ

ゼル帝の面倒も見なきゃいけないし」


「俺も、もうたんまりと金があるからわざわざ危険なところへ行きたくねぇ」

「こいつら・・・!」


アクアもカズマも即答で拒否すると、ダクネスは若干苛立ったが、すぐに平静に戻ると


「ということで、私だけではあるが、喜んで同行するよ」

「ありがとうございます!」

「ダクネスさん、ありがとうございます」


こうしてダクネスが同行してくれることになり、翌朝に出発することを話し、その日は解散した



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