○○。○○…○○、か。
(何度か名前を繰り返す彼は、まだ笑みを口元に浮かべたままのように見えた。もしかすると、人の名前を呼ぶことすら無かったのではないか、なんて考えすら浮かんでくる。此方の視線に気がついた彼と目が合う。此方の心中を知ってか知らずか笑みを引っ込めると、急かすように歩き始めた)

来い、○○。ここの妖怪は全部倒しちまったみてぇだからな。もっと強いやつ、探しに行くぜ。


出会い7