○○、お前……
(話していると突然手首を掴まれ、蛇骨の顔の前まで指先が運ばれた)

やっぱり、怪我してるじゃねえか。
ほら、指んところ。どうせまた紙かなんかで切っちまったんだろう?


おかしいと思ったぜ。さっきから妙に手元だけごそごそしやがって。
これ、今日出来た傷だな。まだ血が滲んでる。

(掴んでいる手首を少し下げると、未だ血が滲んでいる指先をぱくりと咥えられてしまった)
●怪我を隠す