名前:笹山みとね

さてここで問題です。今39杯目でしょうか?

禁酒

良いけど……他人にした事ないから力加減間違っても知らないよ?勿論注意はするけどさ~、えーっと耳かき耳かき……。

(耳かきと畳んだティッシュを用意すると、太ももを叩いて頭を乗せるよう促してきた)




うぐ、うぅ………君の耳の全責任を今私が背負ってる訳だよねぇ、はぁぁ~……て、手が震える……。下手したら手元が狂って鼓膜にブスッとか十分有り得る話だし。落ち着け落ち着け~平常心が大事、抜けろ肩の力ー。……よしっ。

(みとねの方へ後頭部を向け、左耳を差し出す。…………。中々始まらない。余程緊張しているのか、自分の影が落ちない位置から耳かき片手に中を覗き込んでいるようだ)
(すう、と小さい呼吸音を挟んでから耳かきを入れられる。奥深くへは進もうとしていないようで、浅い箇所の耳垢がスプーン状の棒の先端にくるくると掬われていく)

(力加減はこれ以上ない程弱く、こそばゆい)

耳かきして