わっ………ひひっ、なーんだ。君の手も同じくらい冷たくてどっちが体温分け与えてるのか分からないなぁ、これじゃ意味ないね~。
クリスマスなんて特別な日に、手をこうして温めて欲しいなんてわがまま叶えてくれてありがとう。これ、私へのクリスマスプレゼントかな。君相手だといくらでも贅沢を言っちゃいそうで怖いけど、ごめんね、もうちょっとだけ~…………。んひひ、何か不思議とあったかくなってきたかも。
うり~。(ぴとっ)
まだ冷たい?じゃあもうちょっと!あったまるまでね。
(一瞬風が止んだような気がした)
この瞬間だけでも特別になりたい