…っ。すまない。そんなつもりは無かったんだ。

みんな聞いてくれ、ここには私用により訪れたなすぎない。だから私のことは気にせず、みんな普段通りにしてくれて構わない。



《裟羅が周囲を宥めると一部の者はあの大将がペットを飼育することに驚きの表情を浮かべたが、やがて時間が経つと誤解は解けていき、各々のやるべきことに集中し始めた。

そして裟羅と旅人の元にも保護団体の人員が訪れ、どんな子を探しているのかなど、必要な条件を聞き来てくれた。

そしてしばらく小動物たちを眺めていると・・・》



くぅん…(すりすり♪)

にゃあ…(すりすり♪)




・・・?


《裟羅の足元にまだ幼い子犬と子猫がそれぞれすり寄って来た》


こ、これは…!💦

旅人…!私の足元にこんな小さな子たちが……わ、私はどうすればいい…?💧

まさか怒っているのか?縄張りを侵害してしまったのだろうか…?



裟羅に懐いてる。
裟羅誕生日おめでとう2023.9