《旅人は汗だくになって飛び起きた。
今、自分はとてつもない夢を見ていた気がする・・・。
夢とは思えないほどにリアルで…今なお心臓がバクバクと鼓動し、息子は朝立ちとは比較にならない異様な勃ち方をしている。
なんの興奮かはまるで理解できない・・・寝る前の悶々を我慢して寝たせいだろうか…?
何にせよ、旅人の精力はもう到底抑え込めないレベルに到達していた。
瑞希……瑞希…瑞希瑞希瑞希瑞希瑞希…!あの女の姿が思い浮かぶ。それもとびきりにエロい姿だ…。
今すぐこの部屋を飛び出て血眼になってでもあの女の部屋を見つけ出し襲い掛かりたい衝動に駆られる…。
一度襲い掛かればあとは夢に見たままが起きるだろう。少なくとも瑞希と言わず今女を目の前にすれば誰だっていい…同じ行動に走ってしまうだろう。
それこそ、この熱が治らぬうちにもし瑞希本人が旅人の前にでも現れれば・・・》《隣に誰かの気配を感じる》
秋沙銭湯に泊まる31