ふっふーん。せやろー?花火はうちの本職やからな♪

ほら、旅人も一つ持ちや。



子供たち「え〜?遊ぶってこれ〜?もっと、どーんっ!っておっきな奴がいいー!」


心配ご無用や!今日は父ちゃんがうんとおっきな花火打ち上げるんや。楽しみにしとき?

せやから楽しみは後に取っとくっちゅうことで、たまにはこう言う慎ましいもんもええやろ?



子供たち「おっきな花火が上がるんだ!だったら今はお姉ちゃんの言う通りこの花火で我慢するよ!」


パイモン「おお〜、流石宵宮だぜ。子供たちの扱いはお手の物って訳だな」


二人も花火持ったな?なら花火でひと勝負や!


パイモン「勝負?花火で勝負なんかどうやるんだ?」


子供たち「パイモンは知らないんだ?これは線香花火って言ってね。最後まで火種が落ちなかった人が優勝だよ!」


ふふーん。花火師としての腕の見せどころやな?よーし、じゃあ負けたら買い出しや!


パイモン「望むところだぜー♪」



《みんなで花火勝負を楽しんだ…》
甘金島に寄る6