おっ、なんやなんや?見たことある顔ぶれやと思うたら旅人とパイモンやないか〜♪

こないなトコで会うなんて奇遇やなぁ?

二人もお祭り見い来たん?



子供たち「宵宮お姉ちゃん?この人はだれー?」

子供たち「あ!もしかして宵宮お姉ちゃんのかれしー?!」



こらこら〜?子供がそんなませたこと言うもんやあらへんよ?

この人はすごいお兄さんなんやで?みんなも名前はよう知っとるはずや、この人がかの有名な旅人なんやからな♪



子供たち「え!あの伝説の旅人さんなの!?」

子供たち「すごいすごい!この人が宵宮お姉ちゃんがいつも言ってた伝説の旅人さんなんだね!✨ はじめまして!」



パイモン「子供たちの目が輝き出したぞ?!宵宮ってば、一体オイラたちをどう紹介したんだ〜?伝説だなんてちょっぴり話しを盛りすぎだぜ〜♪」


あはは、いや〜💦 ちょっと盛大にし過ぎてもうたか〜。ってちょっぴりかーい(笑)

大袈裟言うても稲妻を救ったんはほんまやろ?ならあながち間違いあらへんやろ♪



子供たち「わ!こっちはその旅人と一緒にいる…」


パイモン「えっへん!」


子供たち「空飛ぶ非常食だね!美味しそう!」


パイモン「おい!?…宵宮…?!これってどういうことだよー!?」




えへっ☆


パイモン「えへっ☆ってなんだよ!!オイラのことも真面目に紹介しておけよな💢」


まあまあ、小さいこと気にするもんやないで〜♪ それに稲妻を救った張本人は旅人やからな。自然と旅人の話題が多くなるのも仕方ないやんか〜♪


パイモン「オイラだって旅人と一緒に旅してるんだから稲妻を救ったって言えるだろ!」


子供たち「そうなの!?じゃあ伝説の非常食だ!」


パイモン「結局オイラは非常食かよ!?」


子供たち「空も飛べる非常食のヒーローだなんてかっこいいよ!きっとお腹が空いて困ってる人のもとへ行って『オイラの顔をお食べよ!』って言うんだね?」


パイモン「だからオイラは非常食じゃないってー!💢」


子供たち「必殺技のパンチも考えないと!そうだ!名前はパイパn…」


ちょい待ちー?そのネーミングはやめときい?


子供たち「えー?なんでー?せっかくかっこいい名前考えたのに…」




でもパイモンもすごいんやな〜。あっちゅう間に子供たちと仲良うなって。

うちかて初対面ならもうちょい時間掛かるで?



パイモン「へへっ♪ ようやく宵宮もオイラのことを褒めてくれたぜ。

そうだ宵宮、よかったら一緒にお祭りを回って案内してくれないか?宵宮はお祭りに詳しいだろ?」



ん?かまへんよ?そう言うことなら任せとき〜♪ あぁ、でもうちも近所の子供たちも連れて来てもうたから、このまま面倒も見んわけにもいかへんかったか・・・


パイモン「そう言うことならオイラに任せとけって♪ その代わり今日はガイド役を宵宮に譲ってやるぜ」


(子供の面倒見るのが上手いって褒められたんがそんなに嬉しかったんかな〜♪ パイモンちゃんもかわええなぁ〜)

ほんまなん?それならうちとパイモンで役割交代やな♪ 今日はパイモンが子守りでうちが旅人のかわいいガイドさんや!



パイモン「おいおい、自分で可愛いって言っちゃうのか〜?」


ちゃうちゃう〜。今のはかわいいガイドさんの役目をウチが引き受ける言うたんや。つまりその普段の役目はパイモンっちゅうことや♪


パイモン「かわいいガイドさん/// えへへ〜、なんだか照れるぜ〜///」



宵宮と子守りしながらお祭りを楽しむ
甘金島に寄る