まさか君、グロシを待っていないのかい?


そもそもグロシを知らないって?

ははは、異国の旅人じゃあグロシを知らないのも無理はないか♪

(このまま押し切るしかない…。あ、あんな格好付けた登場をしておいて実は肝心なキメゼリフを言い間違えてたなんて恥ずかして言えるか!

グロシはあるんだってことにするしかない!神があるといえばあるんだ!)



一般通過シャル「そういえば、商会が潰れてもまだ「ロシ」の流通経路が生きているみたい。あの旅人の祝勝会の飲み物に「ロシ」が出てたって聞いたわ。これはスクープの予感がするわ…!」


・・・!(それだ!「ロシ」が何か分からないけど、お祝いの席での飲み物ならあの場面にぴったりじゃないか!)

こほん。そうそう…無知な君にこの寛大な神である僕がグロシがなんなのかを教えてあげようじゃないか。

グロシとは最高級のロシのことなのさ!さあみんな、グロシを掲げよう!グロシ最高ー!



宝盗団「そ、そんなロシがあるのか!?うおー!グロシ最高ー!」

《悪人を暴き出す名演技だと後日話題となった》
グロシ