(突如響いた可愛らしい声に視線を下ろすと、黒いボルサリーノを被った赤ん坊があなたを見上げていた)
リ「ちゃおっす。やっと会えたな、メイド。オレはお前のことをずっと前から知ってたんだぞ。
XANXUSは随分お前のことを気に入ってるそうじゃねーか。9代目からの話だぞ。
あのスペルビ・スクアーロを落としたらしいな。大した女じゃねーか。」
(落とした覚えはない…)
リ「XANXUSにスクアーロに…ヴァリアーの弱点はお前かも知れねぇぞ。
このことが知れたらお前は、ヴァリアーに恨みを持つファミリーの奴らに狙われることが出てくるかもな。
ツナ、こっちにいる間はお前が守ってやれ。」
綱「えぇぇ!!俺が!?」
リ「ヴァリアーはボンゴレファミリー内の組織だぞ。次期ボスであるお前が責任を持って守るのは当然じゃねーか。
XANXUSがそんな大事な奴を一人で日本に送り出すとは思えねぇ。どうせ誰かと一緒に来てんだろ、スクアーロ辺りか。
奴一人でも事足りるが、戦力は多いに越したことねぇ。狙われる可能性が0.001%でもあるなら尚更だ。
メイドはツナを鍛えると思って、ツナは修行の一環だとでも思って、メイドのために力を奮え。」
綱「またおかしなことになってるーーー!!!!!」
(いろんなことが衝撃的でよくわからない…)
(戸惑っているうちに、ボンゴレ次期十代目ファミリーと行動することになった)
綱吉くん1