フ「あーあ。こっちのヴァリアーの人たちはずっとメイドさんと一緒なのに、ミーは10年経たないと一緒に過ごせないなんて不公平じゃないですかー?師匠について行くんじゃなかったかな…。
まだまだウブな反応が面白い方のメイドさんで遊びたいのにー。
10年経ったらアナタ達、ずーっと二人の世界でイチャイチャしてるんですもん。たまにはミーのことも構ってほしいですー。
あ、これまだ秘密なんでしたっけー?聞かなかったことにしてもらえますー?
はやく来て下さいねー。ミーは10年後の世界で、ずっとアナタのこと待ってますからー。
あんまり遅いと、待ちくたびれてどっか行っちゃいますよー。」
(なんだか物凄く気になる言葉を残して、フランは10年後の世界へ帰っていった)
(入れ替わりに戻ってきたリンゴの方のフランは、突然のことで驚いたらしく涙目であなたに抱きついてきた)
フ「なんだったんですかあれー!前髪切り忘れた虫歯菌がツンツン頭になってて、もっと大きくなっててナイフ投げてきてー!
怖かった…!!」
(胸に顔を押し付けて泣くフランのリンゴのせいで視界の悪い中、先程の大人のフランの言葉が、何故だか離れなかった)
未来で待ってて