ザ「…食べたことない。」

(羊羹を与えると、恐る恐る口に運んだ)


ザ「…!!

あま…!
悪くない。」

(ゆっくりと咀嚼する。飲み込むと、子ども特有の大きな目がさらに大きく見開かれた)
(彼の纏う雰囲気がぱあっと明るくなり、心なしか周りに花が飛んでいるような幻覚も見え始めた)

(気に入って貰えたらしく、全部食べてくれた)

(…XANXUSの糖尿病へのカウントダウンスタートの瞬間である)
子ボスを2