マ「君は並盛出身の日本人女性だよ。

女性に年齢を聞くのは失礼だから詳しく聞いたことがないけど、ベルとスクアーロの間くらいだろう？
日本人は童顔だから、正直みんな未成年に見えるよ。

ここにいる経緯だけど、ボスが沢田綱吉たちと一緒にいた君を気に入って、イタリアまで連れて来ちゃったんだよね。あの時は驚いたなぁ…。初めは驚いていた君も、今じゃすっかりここに馴染んだよね。適応力があるのはいい事だよ。

ここでの立場はメイドのような存在だけど、僕らには気軽に接してくれていいんだよ。使用人ならたくさん居る訳だし、君はボスのお気に入りらしいからね。

戦闘に関してはどうだろう？
とても強そうには見えないけど、敵を侮って油断するのは暗殺者として致命的だからね。
沢田綱吉の守護者には女の子もいた訳だし、戦えるって言われても驚きはしないよ。
戦わせるかは別として。

君の交友関係？詳しくは知らないよ。
確か君、並中出身だろう？後輩として沢田たちを可愛がったりしていたんじゃないのかい？守護者ではなかったんだろう？
何だかんだ言って、君に関わる人間はみんな君のことが好きみたいだ。もちろん僕らヴァリアーもね。
人徳があるのはいい事さ。金銭的な意味で裏切られることがないからね。」