(頭に当たるひんやりした感触に、意識が浮上する)
ス「ゔおぉ、目ェ覚めたかぁ?」
(眩し過ぎない照明の天井が目に映る)
(視線を横にずらすと、絹のような銀色が視界に入った)
ス「ゔお゙ぉいメイド、意識ハッキリしてるか?俺が分かるかぁ?」
(頭に響かないように配慮してくれているのか、いつもよりかなりボリュームを抑えて話してくれる)
(カス鮫たいちょお…)
ス「体調不良に免じてオロすのは後にしてやるぜぇ…。
覚えてねぇのか?お前突然倒れたんだぞぉ。
最近疲れてたんじゃねぇかぁ?休む時は休めっつったろぉ。」
(どうやらここはスクアーロの私室らしい)
(慌てて起き上がろうとすると、額から雫の滴る濡れタオルが落ちた)
(…濡れすぎな気がする)
ス「ゔぉいこら、まだ寝てろぉ!
…ルッスがいねぇから看病のやり方なんかわかんねぇんだよ。搾ら無さすぎたなぁ、悪ぃ。
楽になるまで休め。オレは仕事があるが、時々様子見に来てやる。
後で食うもん持って来させるからくれぐれも!大人しく!しとけよなぁ!」
(しばらく休ませてくれた)
スクたん、リンゴか桃食べたい