ス「知ってるかぁ?
鮫と名のつく生き物は500種ほど存在するが、そのうちヒトを襲うのはほんの一部なんだぜぇ。
鮫と聞いて思い浮かぶのが『JAWS』のホオジロザメだなぁ。あれは映画だしデカすぎるが…
オレの匣兵器のアーロもそうだぜ、嗅覚の鋭い大型の鮫だぁ。
そもそも鮫は人間を認識して襲ってくる訳じゃねえ。怪我をしていれば血の匂いに反応したり、嗅覚の代わりに目がよくねぇから、獲物のアザラシやらウミガメと間違えて食らいついてくるだけだぁ。
だからそんなに怖がってやるなよ、あいつ寂しそうだぜぇ?」
(立体化したアーロが遠くからあなたを見つめている)
ス「噛み付いたりなんかしねぇよ、匣兵器は主人と感情がリンクするらしいからなぁ。オレがお前を敵と認識しない限り、襲ってくることはねぇ。そもそも本物の動物じゃねぇしなぁ。
ほら、撫でるなり何なりしてやれ。ひんやりして気持ちいいぜぇ。ちょっとザラザラしてっけど。」
怖くない怖くない……えっと、おいでー?メカだったりトルネードだったりしない?