名前:白石蔵ノ介/仁王雅治

犠牲になったボールの数38個

絶頂!!


せやなぁ……

(言葉と同時、包まれる程度だった手にほんの少し力がこもる)

同い年やのに、●●さんの手は小さくて柔らかくて……あぁ、女の子なんやなって思うわ。
あ、爪綺麗やなぁ。

(会話の中で位置を下げた、私の手を覆う白石くんの手は細いように見えていて骨はしっかりしているし、当たり前だけど幾分か大きい)

あ、でも色はちょっと似とるかも、ほら。

(すり、と音を立てたのは擦り合わされた指)
(撫でられている指は、確かに似た色をしている、ような)

当たり前のことなんだけど…こんなに違うのが凄く不思議に感じるよ