狼華「っあ...うん。
うん...うん...そっか...。
吃驚させてごめんね...。
らいねぇっていうのは、私達の長女なの。
ほら、テレビでも時々出てるでしょ?
狐來、って名前の美しき歌人が。
あの人なの。
あの人も、能力者だった。
で、私達と同じで暴君と女王蜂のアイを受けてた。
私ね、ある日酷いこと言ったの。
スッゴク追い詰められてて、偶々通りかかった來姉掴まえて。
『來姉なんか居なきゃ良かった!!』
って、叫んじゃったの。
來姉は凄く傷ついた顔をして、その日の内に家から出ていっちゃったの。
最初は、置いていかれたって恨んだ。
でも、この学園に来てから気付いたんだ。
來姉、私達を暴君から解放するために、私達を引き取るためにお金貯めてたんだって。
でも今はこうだから、毎月資金援助してくれてるの。
ずっと謝ってないから、謝りたいんだ。
要らなくなんかない。
二人しかいないお姉ちゃんだよ、って」そっか...、いいお姉さんだね。大丈夫、きっといつか仲直りできるよ。だって今でもこうして気にかけてくれているんだもの!
...あのね?この前、狼華ちゃんが魘されてて...(様子を話す)