((怖い...!!))


「こんなガキが、あのアマの...」





汚ェ手でそれに触れるな!!!


((ツンッと鉄の香りがして、私の体が慣れた温もりに包まれた。
シトラスの香りがするこの人は...竜也君だ。

来てくれたんだ...みんな))



豹那「さっさと行け!!
邪魔だ!!」

竜也「わかってるよ!!」


((私を抱き上げた竜也君が、動き出す。

豹那さん、まさか、残ってあの人たちを...!?


豹那さんーーー!!!!))



豹那「...___」


@...っ!豹那さん!出来るだけ怪我しないで!大怪我したら許さないんだから!(精一杯の大声で叫ぶ)




@(...誰かが近づいてくる!?)