「しっかし上手くいったもんだな!」


((酒盛りでもしているのだろうか。
男たちの賑やかな声がひっきりなしに聞こえてくる))


「でも上手くいくのかよ?
こんなガキさらったくらいであのアマが来るとは...」

「バーカ。
そこだよ。

こいつは元はガキじゃねぇの。
単に小さくなってるだけ。

あのアマはこいつに甘いからな。
ぜってぇ来るよ」


((...まただ。
豹那さんに恨みを持っている能力者は必ず私をだしに彼女を呼び出す。

でも、そんな人たちはみんな返り討ちにあう。
そのくらいあの人は強いの。


きっと、大丈夫。
豹那さんは強いもん))



@(...誰かが近づいてくる!?)

@(...ケガ、ちょっとだけいたい、なぁ...)

@(俊太くん、心配してるだろうな...)

@(虎幸さん...助けて...!)

@(首を締められる)




@(人がたくさんいる気配がする)